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自らの立場ではなく勝利に集中しているとジャガーズHCマローン

2019年12月20日(金) 15:25

ジャクソンビル・ジャガーズのダグ・マローン【Rick Wilson/via AP Images】

フットボール運営部門上級副社長のトム・コフリンを現地18日(水)に解雇したジャクソンビル・ジャガーズのオーナー、シャヒド・カーンは、シーズンラスト2戦における期待は”高い“としてヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンにプレッシャーをかけている。

木曜日、マローンHCは落胆するような現状は誰か一人が原因であるようなものではないと述べ、ジャクソンビルにおける自らの未来については何も聞いていないとつけ加えた。フルタイムのコーチとして3年目を送っているマローンは、自分の職の安全性に気を取られていないという。

「私はこれからの試合で勝つことに取り組んでいる」と語ったマローンHCは次のように続けた。

「もちろん、私は落胆している。自分が勝敗でジャッジされることは分かっているさ。チームが勝たず、自分にプレッシャーをかけているときにそれを表現するのはいつだって厳しい。私は良きリーダーであり、フットボールの試合で勝つことに高いプライドを持っているが、十分な勝利を挙げていないのは明らかだ。今この瞬間だけに集中し、戦い続けられるように最高の仕事をしようと努力するのみだ。私は自分にできる限りの仕事をしてきたと分かった上で前を向き続けてきたし、ただ戦い続け、集中し続けてきたと思う。それがいかなるポジションであろうとも、自分のポジションにいる限り、私はそれを常に続けていく」

コフリンの解雇を受けて自分の仕事に集中するよう選手たちに話したマローンHCは、それが自分のやっていることでもあると話している。

「われわれのフォーカスはアトランタ・ファルコンズだ。われわれは勝たなければならない。私が前に言ったことと何も変わらない。本当に、われわれ全員が自分たちの仕事や人生をかけて戦っているんだ。われわれがコーチとしてやることがそれであり、全員がそれを承知している。それは選手も変わらない。彼らも同じだ。厳しい状況だが、集中を切らさず、皆を導いてそこへ行き、自分の仕事をするだけだ」

マローンHCが2020年もジャクソンビルで仕事を続けるかどうかは、シーズン第17週が終了してからの問題だ。

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