フィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック（QB）カーソン・ウェンツのお気に入りのターゲットが、現地22日（日）に行われたダラス・カウボーイズ戦で肋骨を折ってしまった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは23日（月）、タイトエンド（TE）ザック・アーツが肋骨を骨折したと情報筋の話を元に伝えている。

けがの深刻度を測るため、アーツはさらなる検査を受けている。イーグルスはプレー可能なけがなのか、プレー不可能なのかを見定めるため、今は待ちの姿勢を取っている。

フィールド上でのウェンツの相方であるアーツは17対9で勝利した日曜日の試合の第1クオーターで、肋骨周辺に大きな打撃を受けていた。しばらくロッカールームに下がってからフィールドに戻ってきたアーツだが、痛みを抱えながらプレーしているのは明らかだった。アーツはこの試合をターゲット6回、キャッチ4回、28ヤードで終えている。

ヘッドコーチ（HC）ダグ・ペダーソンは月曜日に「うちのドクターたちから、あと2，3の検査結果を待っている。今日、後ほど全員で会う。明日か木曜日にもっと分かってくるはずだ」と述べた。

アーツは今季のイーグルスをキャッチ回数（88回）とレシービングヤード（916）の双方でリードしていた。チームの今季の仕事はまだ終わっておらず、プレーオフ進出を決めるためにはシーズン第17週にニューヨーク・ジャイアンツに勝たなければならない。第14週にジャイアンツとイーグルスが対戦した際、試合はオーバータイムまでもつれ込んでいる。

オフェンス陣におけるアーツの重要性を踏まえれば、その状況は注目に値するだろう。

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