ニュース

レッドスキンズがブルース・アレン会長を解任

2019年12月31日(火) 01:29


ワシントン・レッドスキンズのブルース・アレン【AP Photo/Nick Wass】

ワシントンD.C.で10年を過ごしたブルース・アレンがワシントン・レッドスキンズの会長職を解任された。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、レッドスキンズがアレンに職務を解くと伝えたと報じている。

アレンがレッドスキンズの別職に就く可能性がささやかれていたものの、レッドスキンズは完全にアレンとの関係を断ち切っている。

オーナーのダン・スナイダーは後に声明でアレンの退陣を発表した。

「今シーズン終了に伴い、ブルース・アレンはワシントン・レッドスキンズの会長としての職務を解かれ、今後、組織とは関係がなくなる。情熱的なファンベースと同様、偉大なるレッドスキンズのチームやコーチ、選手たちによって定められた高い基準を満たしていないことを認識している。チームのリーダーシップ、文化、フットボールの試合に勝つためのプロセスを再評価するとともに、ワシントンD.C.にチャンピオンシップフットボールを復活させるという、私たちにとって唯一の焦点と目的を新たにするチャンスを楽しみにしている」

アレンが就任して以降、レッドスキンズは苦戦にあえぎ、かつての忠実なファンベースは低迷の一途をたどった。アレンが指揮をとった2010年以降、レッドスキンズの戦績は62勝97敗1分だ。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区においては勝率0.391と最も低く、地区最下位が5回、プレーオフ出場は最下位タイの2回しかない。

【C】