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2つ目のスーパーボウルリングのことを常に考えているとQBロジャース

2020年01月10日(金) 15:54


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Rick Osentoski】

グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースがロンバルディ・トロフィーを手にしたのは9年前、2011年2月6日のことだった。パッカーズはそれ以来スーパーボウルまで駒を進めたことがなく、2年連続でプレーオフを逃したこともある。

いかなる理由であれ、NFLの目利きたちははるか昔に、QBが同業者たちの中で自らの立場を確立するには2つのスーパーボウルリングを持っていなければならないと定めた。一勝だとまぐれや偶然があるというのが、その理由かもしれない。もしくは、誰かが回りを見まわしたときに、偉大なQBの多くが2つのスーパーボウルリングを手にしているとみて、それを標準にしたのかもしれない。

ともあれ、2つ目のスーパーボウルリングを手にして肩の荷を下ろそうと努力し続けている。

「そのことは毎日頭の中にある」とロジャースは『ESPN』に語った。

「そのために俺たちはゲームをしているんだから。それがオフシーズンに時間を費やす理由であり、こまごまとしたことをやる理由だ。そういったことのおかげで、それを懸けて戦えるまであと2試合というポジションにいることができる。僕は36歳で、何が大事なのかを知っている。僕らにとっては重要な機会だ。まだ本当にいい歳月がたくさん残されていると感じてはいるけれど、どうなるかは分からない。毎年たくさんのことが起こる。けがに見舞われてしまった素晴らしいチームや、特別なところまであと1プレーという状況を見てきた。だから、このチャンスを最大限に生かしたい」

勝利数やスーパーボウルのタイトルでQBを判断することは、フットボールが究極のチームゲームであることと矛盾する。チームがどういったフィニッシュを迎えようと、ロジャースは偉大なシグナルコーラーの一人として記憶されるだろう。

それでも、ペイトン・マニングのように、2つ目のスーパーボウルリングを手にするまで、ロジャースも疑う声を黙らせることができないだろう。

ロジャースは時間がなくなりつつあることを把握している。

「31歳のとき、自分は40代になってもプレーしていると思ったし、それは10年も先のことだった。今は36歳だから、あと5年になっている」

パッカーズは今週末にNFCチャンピオンシップ戦に向かうための絶好の機会を迎えようとしている。パッカーズがホームで迎え撃つのは多くの負傷者を抱えているシアトル・シーホークスだ。


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