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将来を見据え、2020年ドラフトでQB獲得を検討するパッカーズ

2020年02月23日(日) 11:38

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Ben Margot】

アーロン・ロジャースはブレット・ファーブの後任として、ドラフト1巡目指名を受けてグリーンベイにやってきた。そして最終的にこれが実を結んだ。

2020年のグリーンベイ・パッカーズのロースターに当時のような後任は存在しない。ジェネラルマネジャー(GM)を務めるブライアン・ギュートカンストはその状況を変えることに異議はないようだ。

『USA Today(USAトゥデイ)』に「私が教えられたのは、スタートする場所がすべて。クオーターバックに始まったのなら、毎年、彼らを評価する。常に議題にはのっていたはずだ。今年は豊作だった。素晴らしいクオーターバックがそろっている。過去と比べると少し多いように思う。興味深くなりそうだ」と語ったギュートカンストGM。

ロジャースは36歳になり、その活躍に見合う契約の下、プレーしている。報酬レベルに適したパフォーマンスを見せており、パッカーズがロジャースの後任探しを急ぐ理由はない。それでも、2005年にロジャースが指名されたように、この先数年のドラフトは後任を探す好機になるかもしれない。

ロジャースの契約はこの先2シーズンにわたり、3,000万ドル(約33億4,500万円)以上もの制限に引っかかるが、2022年には1,700万ドル(約18億9,500万円)に下がり、2023年にはわずか280万ドル(約3億1,200万円)となる。契約には袂を分かつ可能性も盛り込まれているが、両者ともそれを望んでいる様子はない。ただ、2024年より前に引退するようなことがあれば、パッカーズには代わりとなる将来のスターターが必要だ。

【C】