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NFL、コロナウイルスの情勢を「入念に監視」

2020年03月04日(水) 11:57

NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

リーグのスポークスマンによればNFLは新型コロナウイルスの状況について“入念に情勢を監視している”と『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地3日(火)に伝えた。

「われわれは入念に情勢を監視し、世界保健機構(WHO)や疾病対策センター(CDC)、そしてデューク感染対策援助活動ネットワークの感染防止プログラムにおけるNFLとNFL選手会(NFLPA)の医療専門家らと連絡を取り合っている。オフシーズンを通じてこれらの話し合いを継続していく」と声明では述べられている。

『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』によれば、アメリカの15の州で100件を超える感染が確認されており、ウイルス関連で6人の死者が出ているという。

リーグが火曜日に声明を発行する前日には『ESPN』がNBAのウイルスに関連する短期勧告について報道。また、NBAは“ドラフト前のコンバイン、施設内ワークアウト、国際的なスカウティングイベント”に関連する選択肢を検討しているという。

リーグは4月23日(木)から25日(土)にラスベガスで2020年ドラフトを行う予定であり、3月5日(木)にはアメリカ全土で開催される30以上のプロデーが始まる。加えて、各チームは来月に実施されるドラフトまでに最大で30名の選手を現地に訪ねることができる。

NFLネットワークのスティーブ・ワイチは招待制の地方コンバイン(RCI)や歴史的黒人大学(HBCU)コンバインなどは予定通り行われることになっていると伝えた。これらのイベントはマイアミ・ドルフィンズのバプティスト・ヘルス・トレーニング・ファシリティーで3月27日(金)から29日(日)に行われる。

また、全32チームのオーナーやジェネラルマネジャー、コーチらが参加する年次リーグミーティングは3月29日から4月1日(水)にフロリダ州パームビーチで開催される。

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