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チャージャーズとWRベンジャミンが別々の道へ

2020年03月04日(水) 14:50

ロサンゼルス・チャージャーズのトラビス・ベンジャミン【AP Photo/Gene J. Puskar】

ロサンゼルス・チャージャーズは引き続きベテラン選手に別れを告げている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地3日(火)、チャージャーズが4シーズンを共にしたワイドレシーバー(WR)トラビス・ベンジャミンと互いに道を分かつことを決めたと情報筋の話を元に伝えた。チームとベンジャミンのエージェントであるロン・バトラーは先週のコンバイン期間中に面談している。

ベンジャミンは新リーグイヤー開始時に正式にフリーエージェント(FA)となる。

ベンジャミンは昨シーズンに契約の再構築に応じ、無効年を追加するとともにペイカットを受け入れていた。2019年に5試合に登場したベンジャミンはキャッチ6回で30ヤード、タッチダウンは0に終わっている。

クリーブランド・ブラウンズ時代の2015年にブレイクアウトしたベンジャミンは966ヤードとタッチダウン5回を記録した。

2016年はスピード面でキーナン・アレンを補う存在としてチャージャーズと契約を交わしたベンジャミン。しかし、このプランは長く続かない。最初のシーズンに677ヤードを獲得してキャッチ平均14.4ヤード、タッチダウン4回をマークしたベンジャミンだが、そのインパクトは以降のシーズンで減少していった。

過去2シーズンで15試合を逃し、出場した試合でも影響を与えられなかった30歳のベンジャミンがオープンマーケットで注目を集められるかは分からない。しかしながら、チームは常にスピードを求めているものだ。けがのないベンジャミンならば必要とされるスキルを備えている。ベンジャミンにはフィールド中に及ぶ力があることを各チームに示す必要があるだろう。

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