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テキサンズ、コルツ、ジャガーズも竜巻被害を支援

2020年03月10日(火) 11:14

ヒューストン・テキサンズとジャクソンビル・ジャガーズ【AP Photo/Stephen B. Morton】

シーズンを通してライバル同士だったAFC南地区のチームが、一致団結して厳しいときを乗り越えようとしている。

先週に竜巻被害にあったナッシュビル地区を救援するテネシー・タイタンズに、ディビジョンメイトたちが加勢している。

被害にあった人々を援助すべく、ヒューストン・テキサンズ、インディアナポリス・コルツ、ジャクソンビル・ジャガーズがコミュニティー・ファウンデーション・オブ・ミドル・テネシー(CFMT)に10万ドル(約1,000万円)を共同で寄付することを発表した。

テキサンズ会長権CEOのキャル・マクネアは次のように語っている。

「ヒューストン・テキサンズとわれわれの街はこの信じられない厳しい時期にナッシュビルの住人のことを思い、彼らのために祈っている。AFC南地区のファミリーであるインディアナポリス・コルツ、ジャクソンビル・ジャガーズと共に、現在ミュージック・シティで進められている救援と復興の一助とすべく、コミュニティー・ファウンデーション・オブ・ミドル・テネシーに10万ドルを寄付する。エイミー・アダムス・ストランクとテネシー・タイタンズをはじめ、とても多くのNFLパートナーらがハリケーン・ハービーからの復興に向けたわれわれの街からの助けを求める声に応えており、われわれは必要とされているときに彼らと彼らのコミュニティーを助けることができるのをありがたく思う」

コルツのオーナーであるジム・アーセイは「秋を通して日曜日にハードに戦う一方、NFLは何よりもまずひとつの家族であり、その一員が今傷ついている。われわれはAFC南地区のパートナーたちと共に多くのものを失ったテネシーの人びとに喜んで助けの手を差し伸べる」と語った。

また、ジャガーズのオーナーであるシャヒド・カーンは「ナッシュビルは全員が友人で隣人同士である親密なコミュニティーであることを私は知っている。タイタンズファンとナッシュビルにいる全員に、彼らはAFC南地区とも友人であり隣人であること、そして、それは特にジャクソンビルで真実であることを知ってもらいたい。われわれは今ここにいて、必要な限りわれわれの手と心をナッシュビルに差し伸べる」と話している。

先週に発生した竜巻は甚大な被害をもたらし、少なくとも24名が命を落としたと『Associated Press(AP通信)』は伝えている。

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