テキサンズCBジョセフがFA市場へ
2020年03月12日(木) 09:42
ヒューストンで9シーズンを送ったコーナーバック(CB)ジョナサン・ジョセフがオープンマーケットに登場する。
ヒューストン・テキサンズはジョセフがフリーエージェント(FA)となることで双方合意に至ったと現地11日(水)に明かした。
「ジョナサンは熟練したプロであり、チームキャプテンであり、過去9年にわたってわれわれのディフェンス陣におけるリーダーの一人だった」とチームが発行したリリースにはつづられている。
「一人の選手が10年単位でこれだけハイレベルなプレーを続けるのはまれなことであり、そのことが彼自身と彼のこのゲームへの献身をつぶさに物語っている。彼は比類なきチームメイトにしてメンターであり、夫であり、父親だ。フィールド内外での彼のインパクトは彼をフランチャイズ史上、最も著名なフリーエージェントにするだろう。ヒューストン・テキサンズのオーガナイゼーション全体が、チームとヒューストンのコミュニティーに対するジョナサンの貢献に感謝している。彼がフリーエージェントとなる今、彼と彼のご家族の健勝をお祈りする」
2006年ドラフトの全体24位でシンシナティ・ベンガルズから指名を受けたジョセフはそこで最初の5シーズンを過ごしている。20011年に大型契約でテキサンズに加わってからは、堅固な守りとして存在感を示してきた。
ジョセフがFAとなるとの発表は、求めるものが市場で見つからなかった場合、ジョセフがチームに戻って来る可能性を潜在的に示している。とは言え、チームのリリースからは来月36歳になるジョセフからほかの選手に移る意向がうかがえる。
ジョセフはシーズン終了後に、プレー継続を予定していると話していた。
多くのCBがパフォーマンスの急落を迎える年を迎えながらも、適切なシステムの中でならジョセフはまだ生産性を発揮できる。ベテランCBは2019年にパスディフェンス13回、インターセプト1回、タックル51回を14試合で記録した。
セカンダリーにアップグレードを必要としているテキサンズにとって、ジョセフをFAマーケットに出すということは、このオフシーズンに若手CBを求める意思を示唆している。
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