NFLは現地12日（木）、新型コロナウイルスに関する状況を鑑み、3月29日（日）から4月1日（水）にかけて予定されていたフロリダでのNFL年次リーグミーティングを中止すると発表した。

通常、春の年次会合ではルール変更やその他の議題に関して話し合いが行われるが、予定されていた議論と投票は5月の会合に延期される。5月の会合にはNFLコーチ陣やジェネラルマネジャーらが出席すると見られている。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは声明を発行し、次のように説明した。

「医療専門機関の助言を受けて慎重に検討した結果、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは本日、各クラブに対して3月29日から4月1日にかけて予定していたNFLの年次会合を取りやめると通達した」

「競技規約、条例、決議に加えて、年次会合で議論される予定だったその他の業務関連事案を含め、未解決のフットボールに関連するあらゆる問題に関しては、5月19日と20日に予定する春の会合で本格的な検討と投票を実施するものとする。大半のフットボール関連事案は初日に話し合われる予定だ。会合にはヘッドコーチおよびジェネラルマネジャーが参加することになっている」

「リーグが担う重要な業務の遂行は継続できているものの、クラブおよびリーグの従業員と市民の健康を保護することを最優先し、今回の決定に至ったものである」

「今後も展開を注視するとともに、専門家の助言を受けながら、状況に応じて必要な変更の動きが取れるように備えていく」

【C】