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チャージャーズがTEヘンリーにフランチャイズタグを使用

2020年03月14日(土) 23:03

ロサンゼルス・チャージャーズのハンター・ヘンリー【AP Photo/Stephen B. Morton】

ロサンゼルス・チャージャーズが大事なプレーメーカーの引き止めに動いた。

彼らはタイトエンド(TE)ハンター・ヘンリーにフランチャイズタグをつけたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地13日(金)に伝えた。チャージャーズも後に事実と認めている。

ヘンリーの3シーズンはいずれもけがに悩まされたものの、彼の才能とポテンシャルはそれでも輝きを見せた。

フランチャイズタグ期間を前に『NFL.com』が発表したフリーエージェント(FA)ランキングトップ101で20位に登場したヘンリーはまだ25歳。パスキャッチャーとして抜きんでた才能を見せている。

2016年に2巡指名されてからフルシーズンをプレーしたことはまだないが、2019年は12試合に出場し、55回のレシーブで652ヤード、5回のタッチダウンを記録した。

ヘンリーのニュースと同時に、チャージャーズはラインバッカー(LB)トーマス・デービスとノーズタックル(NT)ブランドン・メベインのリリースを発表している。2人はどちらも先発選手だ。

多忙な金曜日はここで終わらず、LBデンゼル・ペリーマンがチームとの契約更改に同意したとラポポートが報告している。これにより、ペリーマンはチャージャーズにもう1シーズン残ることになった。彼は当初、2020年に600万ドル(約6億4,800万円)以上を受け取ることになっていたが、それをインセンティブによって達成できるようになったとラポポートは付け加えている。

2019年に彼は出場14試合で先発を10回務め、タックル68回、強制ファンブル1回とインターセプト1回を記録した。

チーム最多のタックル112回を決めたのは36歳のデービスだった。

13年のキャリアを持つベテランで過去4年をチャージャーズでプレーしたメベインは27回のタックルを決めた。

「この時期は2020年とそれ以降のチームの方向性を考えて、苦しい決断を強いられる時期だ」とジェネラルマネジャー(GM)のトム・テレスコはデービスとメベインのリリースについて述べた。「こうした決断はしばしば、個人的に胸が痛むものだ。今がまさにその瞬間だ」

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