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ファルコンズがRBフリーマンほか2名を放出

2020年03月17日(火) 02:13

アトランタ・ファルコンズのデボンタ・フリーマン【AP Photo/Rusty Costanza】

アトランタ・ファルコンズがランニングバック(RB)デボンタ・フリーマンとの離別を検討していると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えてから1カ月強、ファルコンズが現地16日(月)にフリーマンをリリースしたとラポポートが報じた。

NFLネットワークのトム・ペリセロによれば、ファルコンズはほかに、コーナーバック(CB)デズモンド・トゥルファントも放出したといい、チームの発表ではオフェンシブラインマンのタイ・サンブレイロもアトランタを去ることが明かされている。

今回の3選手のリリースにより、ファルコンズは1,160万ドル(約12億2,500万円)のキャップスペースを確保できる。

フリーマンは3シーズンにわたって最も高額なデッドキャップを抱えており、2020年にはその数字が1,275万ドル(約14億円)から600万ドル(約6,600万円)に下がるため、財政的な負担が以前より軽くなるはずだったが、チームがフリーマンをキープした場合、そのキャップヒットは2020年に675万ドル(約7億4,000万円)から950万ドル(約10億4,000万円)に上昇することになっていた。

2017年に契約を結んだ頃、フリーマンはファルコンズオフェンス陣に必要不可欠なパーツだった。当時の攻撃コーディネーター(OC)カイル・シャナハンの指揮下で第51回スーパーボウルに進出したファルコンズは、2017年にもプレーオフのディビジョナルラウンドに駒を進めている。2015年から2017年までにフリーマンはちょうど3,000ヤードを走り、タッチダウン29回を記録して払われた給料に見合うだけの働きを見せてきた。

そこからの2シーズンでフリーマンは16試合にしか登場しておらず、ラッシングで724ヤードとタッチダウン2回、レシービングで433ヤードとタッチダウン4回を記録するにとどまっている。

2019年に記録したキャリー平均3.9ヤードはキャリアローの数字だが、それはフリーマンのみに起因することではなかった。チームは2019年の大部分で苦戦し、フリーマン自身も2018年にたった2試合に出場したのみで故障者リスト入りすることになった原因である鼠径(そけい)部のケガから復帰したところだった。

【C】