ビルズがトレードでバイキングスWRディッグスを獲得
2020年03月17日(火) 15:18ワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスは現地16日(月)の午後に、ミネソタ・バイキングスとの別れが迫っていると『Twitter(ツイッター)』で述べていた。同じ日の夜になって、ディッグスは自らの行き先を知らされている。
バッファロー・ビルズがディッグスと2020年の7巡目指名権を得る見返りに、2020年1巡目指名権(全体22位)、2020年5巡目指名権、2020年6巡目指名権、2021年の4巡目指名権を手放したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた。最初にこのニュースを伝えたのは『Fox Sports(フォックス・スポーツ)』だった。
2015年に5巡目指名を受けたディッグスはWRアダム・シーレンの傍ら、小柄ながらも戦力のある選手として急速に自らの評判を確立させた。これまでの5年間でキャッチ365回、4,623ヤード、タッチダウン30回をマークしたディッグスはバイキングス史上、最も記憶に残るプレーの一つを見せた選手でもある。2018年1月、ニューオーリンズ・セインツと対峙したNFCディビジョナルラウンド戦でディッグスが決めたゲーム終了間際のキャッチアンドタッチダウンランは“ミネアポリスの奇跡”として知られている。
その後もキャリアハイの成績を収めたディッグスだが、これまでの2年間でバイキングスとの関係は悪化。昨年10月にはチームのミーティングと練習を欠席したことで罰金を科されていた。その際に生じたトレードのうわさは、静まることはあれど決して消えなかった。
ディッグスはミネソタからニューヨーク西部へ向かい、そこで明確なナンバー1レシーバーの地位を得るだろう。
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