クオーターバック（QB）ジョー・フラッコのデンバー・ブロンコス時代は短いまま間もなく終わろうとしている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはフラッコの未来の状況（そして経済的インパクト）は現地18日（水）にリリースという形で決する見込だと情報筋の話を元に伝えている。

フラッコは今もボルティモア・レイブンズと2016年に結んだ契約の下にある。この契約を結んだのはレイブンズがラマー・ジャクソンのチームになる前、そして、ブロンコスがペイトン・マニングの引退によって空いた穴をベテランで埋めることに興味を持つ前のことだ。この契約によるフラッコの2020年の報酬は2,025万ドル（約21億9,000万円）であり、ブロンコスのキャップスペースで2,365万ドル（約25億6,000万円）を占める。ブロンコスがフラッコとの別離を選べば、チームは1,360万ドル（約14億7,000万円）のデッドキャップを抱えることになり、決して小さい数字ではないものの、とんでもないお荷物というほどではない。

フラッコはQBポジションのバックアップとしてオープンマーケットに出て、過去のオフシーズンにチームらに二の足を踏ませた財政的負担を伴うことはないだろう。2019年シーズンを短く終わらせた首の負傷のせいでしばらくスポットライトがあたることはなかったが、それでもフラッコにはいくつかの関心が寄せられると期待できる。

また、これはディフェンシブタックル（DT）ジャーレル・ケーシーを現地水曜日にトレードで獲得したブロンコスにとっても必要な動きだ。30歳のケーシーは1,178万ドル（約12億8,000万円）のキャップヒットをチームに持ち込む。ブロンコスには急いでキャップスペースを空ける必要があるのだ。1,360万ドルのデッドキャップが発生するとしても、1,000万ドルを削れるならそうする価値はある。

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