RBメルビン・ゴードンがブロンコスと2年契約
2020年03月21日(土) 07:37メルビン・ゴードンはロッキー山脈に向かうことになった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地20日(金)、情報筋の話として、ランニングバック(RB)ゴードンがデンバー・ブロンコスと2年1,600万ドル(約17億7,500万円)で契約することに合意したと報道。ゴードンの契約には保証額1,350万ドル(約15億円)が含まれているとのことだ。
ロサンゼルス・チャージャーズを離れたゴードンは長期的な契約を目指しており、昨年は長期契約を確保するためにホールドアウトにも打って出たが、ランニングバック市場は思いとは裏腹の状況となり、ゴードンは最終的に短期契約を受け入れるしかなかった。
ラポポートはチャージャーズが昨シーズンにゴードンに対して、年間1,000万ドル(約11億1,000万円)相当の契約を提示したと伝えている。ランニングバック市場は供給過多となり、どのチームも高額の報酬を支払いたがらず、ゴードンは報じられていたオファーよりも低い金額を受け入れる格好となったが、サラリーキャップの金額が上昇する2年後には再びオープン市場に出ることになる。
平均年俸800万ドル(約8億8,700万円)を受け取るゴードンはランニングバックとしては4番目に高い報酬であり、ゴードンより年俸が高いのはエゼキエル・エリオット(1,500万ドル/約16億6,400万円)、リビオン・ベル(1,312万5,000ドル/約14億5,600万円)、デビッド・ジョンソン(1,300万ドル/約14億4,200万円)だ。デリック・ヘンリー(1,027万8,000ドル/約11億4,000万円)とケンヤン・ドレイク(848万3,000ドル/約9億4,100万円)がフランチャイズタグもしくはトランジションタグにサインすれば、おそらくゴードンの報酬額を上回ることになる。
また、ラポポートによれば、ゴードンは他のチームからより好条件のオファーを受けていたものの、1年に2回、チャージャーズと対戦するAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区でプレーすることに魅力を感じたという。
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