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ペイトリオッツ、次期QBの狙いにジェイミス・ウィンストンは含まず?

2020年03月21日(土) 07:18

タンパベイ・バッカニアーズのジェイミス・ウィンストン【AP Photo/Tim Ireland】

トム・ブレイディがタンパベイ・バッカニアーズに移籍した一方で、ニューイングランド・ペイトリオッツは1992年以降、初めてセンターポジションに大きな疑問符がつく。

フロントオフィスによれば、ジェイミス・ウィンストンがその答えになることはないようだ。

ブレイディが加入することになったバッカニアーズのクオーターバック(QB)として活躍してきたウィンストンだが、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディは現地20日(金)、ペイトリオッツの上級幹部の話として、ペイトリオッツがTB12の後任としてウィンストンを据える「可能性は低い」と伝えた。

ウィンストンとブレイディのプレースタイルはそれほど大きく異なっているわけではなく、そのこともバッカニアーズが元ドラフト1位指名で入団したウィンストンではなく6度のスーパーボウル王者であるブレイディを求めた理由のひとつだ。2019年シーズンのウィンストンはインターセプトを30回記録しており、同一シーズンでタッチダウンを30回以上決めながら30回のインターセプトを喫した史上初のクオーターバックとなった。一方のブレイディは過去4シーズンの合計インターセプトが29回、20年という長いキャリアを通して見ても、1シーズンに14回より多くのインターセプトを食らったことはない。

ペイトリオッツを率いるヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックと攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルズの特質を考えれば、次の長期的なクオーターバックとなり得る選手を探すことになるだろう。

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