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バッカニアーズWRゴッドウィン、12番に愛着もQBブレイディが望むなら・・・

2020年03月21日(土) 07:03

タンパベイ・バッカニアーズでチームメイトになるクリス・ゴッドウィンとトム・ブレイディ【NFL】

タンパベイに向かう“TB12”はナンバー12を背負うことになるのか? それは現在、タンパベイ・バッカニアーズで12番をまとうクリス・ゴッドウィン次第だ。

バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)ゴッドウィンは現地20日(金)、自身がその番号とともにキャリアを積んできた一方で、同日に正式にバッカニアーズと契約を締結したトム・ブレイディが12番を身に着けてより多くの歴史を築いてきたことも理解しているとコメント。

『ESPN』の番組『NFL Live(NFLライブ)』でTB12と背番号12について問われたゴッドウィンは「俺の携帯はソーシャルもテキストも電話も、ずっと鳴りっぱなしなんだ。みんなが同じことを知りたがる。でも、俺からすればこの番号にはかなり愛着があるし、高校時代からずっとつけてきた番号なんだ。ただ、最終的には、彼が望まないなら、俺がいただくってところかな」と話した。

「でも、もし彼が望むなら、彼が達成してきたあらゆること、彼が成し遂げてきたすべてのことに敬意を払い、ある意味で俺が彼に従うべきなんだろうなとは思っている。だってあの人は知っての通りG.O.A.T(史上最高)だ。もし彼が手放してくれるというならパーフェクトだけど、もしそうじゃないなら、その時がくれば行動するしかないかなと思っている」

ゴッドウィンも12番を背負って十分な結果を残してきた。ペンシルベニア州立大学では18タッチダウンパスを受け、タンパベイにやってきてからはマイク・エバンズとともにプロボウルにも選出されている。3巡目指名を受けてNFL入りして以降、ゴッドウィンはキャッチ179回、2,700ヤード、17タッチダウンをマークしており、2019年はゴッドウィンもエバンズ(背番号は13番)もQBジェイミス・ウィンストンが率いる攻撃陣の中で1,000ヤード以上を記録した。

一方、ブレイディは2000年のNFL入りからずっと12番をまとっているが、カレッジ時代は10番をつけていた。ニューイングランド・ペイトリオッツではそれまでに12番をまとってきたジョー・ネイマス、テリー・ブラッドショー、ロジャー・ストーバック、ジム・ケリーをしのぐ結果を残し、スーパーボウルを制すること6回、3回のリーグMVPに輝いている。

ブレイディが自らのビジネスにも使用しているそのアイコニックな番号をニューイングランドからタンパベイに持ち込むことを望んでいるのかどうか、それはどうやらブレイディに委ねられているようだ。ゴッドウィンはG.O.A.T.に迫ったりしないだろう。

「俺はそれほど心配していない」と語るゴッドウィンは「一番大きいポイントは最高のプレーヤーがそろう俺たちのもとに、もう1人、素晴らしい選手がやってくるってことだと思っている。その俺たち全員がかみ合ったら、とてつもなく恐ろしい存在になるに違いない」

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