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スティーラーズQBロスリスバーガー、久々に「痛みがなく投げられている」

2020年03月21日(土) 06:39


ピッツバーグ・スティーラーズのベン・ロスリスバーガー【AP Photo/Tom Puskar】

2019年シーズンは後に手術が必要となった肘のケガにより、ベン・ロスリスバーガーは序盤2試合しか出場できなかった。

ピッツバーグ・スティーラーズのエースクオーターバック(QB)として活躍してきたロスリスバーガーは手術から半年、『Pittsburgh Post-Gazette(ピッツバーグ・ポスト・ガゼット)』に久々にフレッシュな気分を味わっていると語った。

「復帰して活躍できると思っているし、そのことに疑問は一切ない」と明かしたロスリスバーガーは「それについては自信満々。久々に痛みがなく投げられている。少し痛みがあることもあったし、かなり痛みを感じた試合もあった。でも、(昨シーズンの)ペイトリオッツとシーホークスの試合はひどすぎた。今は痛みがなく投げられるかって? そうだね。最高の気分だよ。もう若くなれないことは分かっているけど、もう痛みがまったくないから、若返った気分さ」と続けた。

ロスリスバーガーに投球許可が降りたのは2月のこと。

「それまでは、少しだけナーフボール(スポンジのように柔らかいボール)をリビングで子供たちに投げていたんだけど、腕の具合は快調だった。問題ないだろうと思っていた。でも、それでも、フットボールを投げられるってことはすごくいい気分。久々だからね。なんというか、自転車に乗るような感覚かな。またいい感じで乗れるようになったっていうか。1年とかではないけどね。数カ月の話。オフシーズンはどっちにしてもほとんど投げてこなかったから、休んでいる間はオフシーズンのように考えていた」

ロスリスバーガーは1日あたり、20ヤード前後のパスを40回ほど投げているという。

「1日あたりの数を徐々に増やしていくつもり。投球回数も距離も速さもね。今は必要とあらば強く投げることもできると思っているけど、まあそれをやってもね。急ぐ必要はない。オレたちのゴールはOTAやミニキャンプまでに80%、90%、100%にしていくこと。でも、今の時点では(新型コロナウイルスのパンデミックによって)それも中止になりそうだ。だから、もう少しゆっくりやっていける」

また、38歳のロスリスバーガーは肘の手術以降、体重が増えたのではないかとの指摘を笑い飛ばし、体型は維持していると主張した。

「俺が太ったって言われているんだろ。びっくりしたぜ。この2年よりも体重は軽いし、体のシェイプもいい感じだ。ワークアウトはやめていない。オフシーズンはいつもならワークアウトはしないんだけど、トレーナーと一緒に1週間のうち5日間はワークアウトしている。カーディオは1週間に2回、足も1週間に2回、上半身も1週間に2回だ」

「たぶん、太って見えるのはヒゲのせいかもね。5パウンドはあるかな。でも、太りすぎているってことはない」

ロスリスバーガー不在となった昨季のスティーラーズは精彩を欠いた。2020年シーズンの開幕と同時に好調なロスリスバーガーが戻ってくることがチームにとっては最優先事項だ。ロスリスバーガーの様子を見る限り、そこに向けて順調に進んでいると言えよう。

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