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ベンガルズがSベルと3年契約に合意

2020年03月26日(木) 10:56

ニューオーリンズ・セインツのボン・ベル【AP Photo/Butch Dil】

セカンダリーの再建を続けるシンシナティ・ベンガルズがフリーエージェンシー(FA)の第2フェーズで大物を手に入れた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ジアルディは現地25日(水)、ベンガルズがセーフティ(S)ボン・ベルと3年1,800万ドル(約19億9,000万円)の契約に合意したと情報筋の話を元に伝えた。

2016年にニューオーリンズ・セインツによってドラフト2巡目指名を受けたオハイオ州立大学出身のベルは、4シーズンでタックル384回、サック8回、パスディフェンス14回、インターセプト1回を記録した。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』はベルをトップのランディフェンディングセーフティと位置づけている。

ボックスセーフティとしてベストである一方、ベルはタイトエンド(TE)のカバーにおいてもそう見劣りしない。

セインツで最後までプレーしてから市場に出たベルの価格帯は、セインツがマッチすると想定される範囲を超えていた。ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンのクルーはベテランのマルコム・ジェンキンスと契約することで、ベルが他の場所へ向かうことをほのめかしていた。

オハイオ州に戻るベルに加え、ベンガルズはコーナーバック(CB)トレイ・ウェインズやマッケンジー・アレキサンダーをセカンダリーに加え、ディフェンシブタックル(DT)D.J.リーダー、ラインバッカー(LB)ジョシュ・バインズをチームに迎え入れている。

ベルは3年目のフリーセーフティ(FS)ジェシー・ベイツ三世と先発として組むことになるだろう。ベテランストロングセーフティ(SF)ショーン・ウイリアムスはサードS、もしくはニッケルLBの役割にシフトすると見られる。

昨シーズンにリーグ最低レベルだったディフェンス陣のアップグレードに取り組むベンガルズ。少なくとも書類上は、このオフシーズンに各レベルで改善がなされている。

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