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先発はハスキンズだが、QBを競わせる考えのレッドスキンズHCリベラ

2020年03月27日(金) 00:41


ロン・リベラ【AP Photo/Bill Feig】

ワシントン・レッドスキンズのクオーターバック(QB)計画はこのオフシーズンに急展開した。ベテランのドウェイン・ハスキンズと争わせるために全体2位指名でQBを獲得することを含め、あらゆるオプションが机上に並んでいるようだった。

トレードでカイル・アレンを手に入れたヘッドコーチ(HC)のロン・リベラは、その後シャーロットの『WFNZ』に対し、今のところはクラブハウス内でハスキンズが先発のリーダーだと述べた。

「(ハスキンズが先発QBだと)信じてキャンプに入るが、彼らは争うことになるだろう」とリベラはチームのラジオ番組に語った。「結局のところ、何が起こるかなど誰にも分からないのだから、自分たちの準備をするしかない。若手QBたちの状況にはとても満足している。カイルもまた若手で、長い腕を持ち、試合を理解し、われわれのやり方を理解している。どんなポテンシャルがあるかを私は楽しみにしているんだ」

ルーキーとしてレッドスキンズで7戦先発を務めたハスキンズは58.6%のパスを成功させ、1,365ヤード、タッチダウン7回、インターセプト7回という成績だが、29回のサックを受けている。若きQBは強さの片りんを見せたものの、ディフェンスの読みやフットワークに苦しみ、あまりにも多くのサックを浴びてしまった。

新しいメンバーが加わったことで、ハスキンズが先発のままオフシーズンを終えられるという保証はなかった。

アレンを手に入れたのは、チームが知っているQBで、オフェンスを理解している人物を入れたかったからだとリベラは説明する。特に今年はオフシーズンのプログラムが崩れる可能性もあるのだからなおさらだ。

「何よりも最大のポイントだったのは、カイルがわれわれにフィットすることだった」とリベラは述べた。「彼はわれわれのシステムを理解している。スコッティ・ターナーがわれわれの攻撃コーディネーター(OC)だ。彼に使わせたシステムは基本的に9シーズンほど使っているシステムで、カイルは若いQBだ。成功も知っている。ロッカールームでもうまくやれる。彼は私が求めているものを知っている。スコッティの要求も知っている。それをうまく使ってこの新しいチームのアドバンテージにしたいと考えているんだ」

レッドスキンズが経験を積んだQBよりもアレンを選んだことで、ハスキンズはひとまず先発の座を約束されることになった。

今週カロライナ・パンサーズからカットされたキャム・ニュートンも、リベラとのつながりからレッドスキンズ入りをうわさされた1人だった。しかし、今の時点でチームにニュートンのようなベテランを入れる計画はないとリベラは言う。

ニュートンを呼び入れることに関心はあるかと聞かれ、彼は述べた。「それはない。結局のところ、われわれは若手QBが率いる若手フットボールチームだ。われわれには新しい何かを組み立て、確立するチャンスがあるという捉え方をしている。この先に何があるかは分からないが、今の立場から、われわれはフットボールチームとして1人の若者にコミットすることを決めたんだ」

【M】