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NFLファミリーが新型コロナウイルス対策に約38億円を寄付

2020年03月27日(金) 10:40


フィールドに置かれたフットボール【Aaron Doster via AP】

NFLは現地26日(木)、新型コロナウイルス対応支援のためのNFLファウンデーションによる340万ドル(約3億7,000万円)を含め、NFL選手会(NFLPA)と各クラブ、オーナー、選手らの協力の元、3,500万ドル(約38億円)以上が寄付されたことを明らかにした。

アメリカ赤十字社、ボブ・ウッドラフ基金、ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・アメリカ、CDC基金、GENYOUth基金、ミールズ・オン・ホイールズ・アメリカ、救世軍、チーム・ルビコン、ユナイテッド・ウェイ、負傷兵プロジェクトの10団体が寄付を受け取る。

「われわれは誰もが新型コロナウイルスの影響を受けている。今はこれまで以上に一丸となって家にとどまり、心を強く持たなくてはならない」とNFLコミッショナーのロジャー・グッデルは述べた。

「この先の見えない時期をともに乗り切ることができるよう、NFLはサポートの道を模索し続けていく」 

これらの寄付に加え、NFLファミリーはウイルスの拡大を防ぐための“#StayHomeStayStrong(家にとどまり、強くあれ)”という試みを促進するために団結している。50人以上のNFL選手とコーチ、レジェンドたちが、家にとどまることで見い出し
た強さについてファンたちと共有するための公共広告を制作すべく協力している。また、リーグはNFLと共に毎日60分のエクササイズができる“#NFLPLAY60”を提供。先週はアメリカ心臓協会やユナイテッド・ウェイと共に、児童・生徒と親、教師に向けて一連の学習および健康に関するフリーデジタル素材を公開した。これらのリソースはhttp://www.nfl.com/play60(英語サイト)で公開されている。

1月下旬からNFLオークションはCDC基金と世界保健機関(WHO)への寄付として新型コロナウイルス対策のためのオークションを行ってきた。当初は中国に特化した活動だったが、今はアメリカをベースとしている。ファンはこのオークションでサイン入りグッズや試合で使用されたもの、特別な経験などに入札できる。

パンデミックによって大きな影響を受けている人々にさらなる支援を行うべく、NFLは4月23日(木)から25日(土)に実施されるNFLドラフトの一環で慈善活動や寄付集めの活動を行うことを計画している。

この世界的な危機において、NFLは全32チームや公共保健機関、地域コミュニティーや慈善パートナーらと協力し、この難しい時期において助けを必要としている人々の支援を継続していく。

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