レイブンズへのトレードは勝利のチャンスをもたらすとDEキャンベル
2020年04月01日(水) 15:349月に34歳になるディフェンシブエンド(DE)カライス・キャンベルには時間が迫りつつある。
2019年のウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたキャンベルはジャクソンビル・ジャガーズでの3年間でいくつかの成功を収めてきた。それを誇りにしているキャンベルだが、3月にボルティモア・レイブンズにトレードされたことを受け、今はNFLでもトップチームの一つのメンバーとなっている。
『RapSheet + Friends Podcast(ラップシート・プラス・フレンズ・ポッドキャスト)』の最新回に登場したキャンベルは“ポテンシャルに満ちた、若く、才能あるチーム”でプレーすることは、次の長期的な所属チームを探す上でアピールポイントになったと述べた。
トレードを受けてエージェントに送ったメッセージについて、キャンベルは「金額については行ったり来たりして、その後情報が出てきて“どこか他のところならばもっと金額を上げられるかもしれない”という感じだったけれど、俺の一番の目標は勝つチャンスを手にすることだと彼に言ったんだ」と語っている。
キャンベルは最初にトレードの可能性を知ったのが2月のプロボウルの頃だったと明かしている。レイブンズとのトレードがまとまるかが自分次第であり、新チームが契約延長に取り組んでいることを知ったキャンベルは、キャリアの今の時点では契約の数字より勝つことが重要だとの考えを示したという。
先月、キャンベルはチームの公式サイトに掲載されたインタビューの中でトレードがモチベーションになったことに触れ、生産性が低下したかどうかと関係なしに一定の年齢になった選手は放出するのがベストだと考える人々について「俺はいつも彼らが間違っていることを証明しようと頑張っている」とコメントしている。
新契約の数字はジャクソンビルとの契約で残っていた年数のそれに匹敵しないとは言え、5度のプロボウラーであるキャンベルは失われた金額を嘆いたりしていない。ただ自らの才能にポジティブなあり方での投資があることを望むばかりだ。
「もちろんこれはビジネスで、俺が持ち込む価値に対する金銭上の報いについては考えなきゃならない。でも、同時に俺はこのリーグでたくさん稼いできたし、一番いい年がたくさん残されている。これを本当に活用したかったし、ボルティモアは素晴らしい選択だと思っている。彼らも俺にかなり払ってくれるし、悪くないね」とキャンベルは話した。
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