アラバマ大学でクオーターバック（QB）を務めていたトゥア・タゴヴァイロアが臀部の手術からの回復期間に立ちはだかっていたハードルを乗り越えた。

タゴヴァイオラの代理人を務める『Steinberg Sports & Entertainment（スタインバーグ・スポーツ＆エンターテインメント）』のクリス・カボット社長は「トゥアは完全に回復し、何の制限もなく戦う準備ができている」と『Yahoo Sports（ヤフー・スポーツ）』に語っている。

臀部の手術を受けたタゴヴァイオラは3月に4度目の健康診断にパスし、先週には滑らかに動ける様子を動画で公開していた。

タゴヴァイロアの担当医師であるライル・ケインは術後5カ月近くの回復が著しいと語った。

ケイン医師は「実に喜ばしい。4カ月、いや、ほぼ5カ月前に彼が今いるところまで来ると言われていたら、私は本当にうれしく思っていたことだろう。スタート地点からすれば、彼はきわめてよくやったと思う」とコメントしている。

タゴヴァイロアのポジティブな回復具合からすれば、ドラフトではトップ5以内で指名されることになりそうだ。けががなければ全体1位指名の可能性も高かった選手の獲得に向けて、マイアミ・ドルフィンズやロサンゼルス・チャージャーズといったチームがトレードアップに動くかどうかは今後分かってくるだろう。

【A