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NFL、ドラフト手順に関して2つの案を検討

2020年04月03日(金) 05:43

【NFL】

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより各チームがオフシーズンの活動やドラフトの準備に調整を強いられている中、NFLは現地2日(木)、リーグの運営委員会、チーム協議会、NFLとチームのIT部門の会議での話し合いに基づき、ドラフト日の運営に関して全32チームにガイドラインを提供した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが入手したNFLの覚書には、今月末に控えたドラフトに関連してNFLが2つのシナリオを検討していることが記載されている。

1つ目のオプションは「各チームの施設への立ち入りを承認する関係者の人数制限や徹底的な衛生管理を含む、チーフメディカルオフィサー(医務部長)のアレン・シルズ医師が発行した健康と安全のガイドラインの義務に従い」チーム施設から実施する案だ。

第2案は「チーム関係者が1人の自宅に集合することを禁じ、各自の自宅から」完全にリモート環境で実施するというもの。

覚書には「NFLは(1)もしくは(2)に関して、特にシルズ医師やCDC、環境の整っているシェルターの影響、また、チームのある管轄区域で課せられている同様の行政命令などさまざまな要素に基づいて判断する」と書かれており、NFLは次のようにも付け加えている。

「(NFLが)チーム関係者に代替として離れた場所に移動することを強制するものではない。(中略)しかしながら、シルズ医師によって発行された義務的なガイドラインに従うとともに、法律で許可された行動であれば、各チームはチーム施設ではなく離れた場所からドラフトの手続きを実行するかどうかを決断することができる」

NFLが2つ目のオプション、つまり、各自が隔離された自宅からドラフト手続きを実行するよう全チームに要請することを決定した場合、チーム施設や別の場所から手続きすることは認められない。

ニューオーリンズ・セインツはこの前日、ベンソン家が所有する地元のブリュワリーでドラフトに臨む計画を発表しており、全関係者は大部屋の中で距離を取り、体温を計測した上で入室が許可されると明かしていた。

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