ニュース

QBブレイディらが対新型コロナウイルスの支援活動を継続

2020年04月03日(金) 11:26

トム・ブレイディ【AP Foto/Elise Amendola, Archivo】

NFL選手とチームはさまざまな形で新型コロナウイルスの脅威に直面する人々を支援し続けている。

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)であるトム・ブレイディが、民間航空会社の“Wheels Up(ホイール・アップ)”と組んでシアトル・シーホークスのQBラッセル・ウィルソンとその妻シアラが中心となっている“Meals Up initiative(ミール・アップ・イニシアティブ)”を支援することを発表した。ブレイディは1,000万食を“Feeding America(フィーディング・アメリカ)”に供給する。

「1,000万食をフィーディング・アメリカに供給する彼らのミール・アップ・イニシアティブを支援するため、ホイール・アップと提携できて光栄だ」

カロライナ・パンサーズのランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーは“22 and You(22&ユー)”と名付けた取り組みを立ち上げ、カロライナの医療従事者を支援する。

マカフリーは『Twitter(ツイッター)』で「カロライナとさらにその先の医療関係者たちの、最前線での勇敢で無私の努力に感動している。それで、救命活動に努める彼らを助けるための活動を始めようと決めたんだ」と述べた。

「今日、俺はカロライナで医療の最前線にいるヒーローたちを支援するため、“22&ユー”という新しい取り組みを立ち上げる。一緒に22&ユーで自分にできることをやろうぜ」

ミネソタ・バイキングスのWRアダム・シーレンはシーレン基金と共同で、青少年とその家族の支援を行うミネソタに拠点をおく3つの組織に7万5,000ドル(約810万円)を寄付している。

シーレン基金はこの期間に食事を得られない児童・生徒を援助すべく3月15日に“Second Harvest Heartland(セカンド・ハーベスト・ハートランド)”に2万5,000ドル(約270万円)を寄付していた。

シーレン基金は現地4月9日(木)にも『KFAN』および『iHeart Radio-Minneapolis(アイハート・ラジオ・ミネアポリス)』と提携し、さらなる寄付金を募るために“Thielen Foundation Minnesota COVID-19 Relief Radiothon(シーレン基金ミネソタCOVID-19救援ラジオソン)”を放送する。

「@athielen19はCOVID-19の危機にあって援助を続けている。シーレン基金は助けを必要としている家族を支援する組織に10万ドルを寄付する。また、来週には募金を続けるためのラジオソンを企画している」

クリーブランド・ブラウンズのWRジャービス・ランドリーはイースト・クリーブランドの学区の児童・生徒と家族に衛生用品を供給するために、個人的に1万5,000ドル(約160万円)を寄付したとチームが明かしている。

「今は未曽有の困難に直面しているけれど、俺たちは一緒であることを忘れないことが大事だ。俺はクリーブランドの街を愛しているし、このコミュニティーに安全で健康であるために必要なサポートが確実にあってほしい。このアイテムがイースト・クリーブラウンドの家族と生徒たちの負担を軽くし、彼らの安全を守る助けになることを願っている」とランドリーは語った。

【A】