ブレイディ時代を新ユニフォームで迎えるバッカニアーズ
2020年04月08日(水) 09:372014年、一部のチームが新しい装いを求めた。ブロック体の数字を変え、トラディショナルを脱して、ストライプをやめた。
それから5年が過ぎ、タンパベイ・バッカニアーズは2014年のイメージチェンジを経ながら、過去の服装が正しかったと認める最初のチームになった。バッカニアーズは2020年シーズンの新ユニフォームを現地7日(火)の午後に『Twitter(ツイッター)』に投稿した動画で明かしている。
Allow us to show you the future 😏#GoBucs pic.twitter.com/naURTtwkZ3
— Tampa Bay Buccaneers (@Buccaneers) April 7, 2020
最大の変化は他の何より馴染みのあるものであり、おそらくこのオフシーズンのユニフォーム変更のトレンドの指標となるものでもある。バッカニアーズは2002年のチャンピオンたちが着ていたユニフォームに立ち返ることによって、チーム史で最も成功を収めた時代に戻っている。一方で当時とは大きな違いもある。ヘルメットの両サイドにはそこに収まりきらないサイズのフラッグの絵がはためいており、これは2014年から2019年のデザインを踏襲している。
2014年から2019年に使われていたクロームのフェイスマスクは、ジョン・リンチ、マイク・オルストット、デリック・ブルックス、ワーレン・サップ、ロンド・バーバーの時代に親しまれたブラックのマスクに変更された。また、新ユニフォームではホワイトのブロック体で書かれた数字の回りを太いブラックのラインが囲い、その内側には細いオレンジのラインがめぐっており、これも昔のスタイルを採用した形だ。かつてのピューターのパンツも復刻され、太いレッドのセンターストライプがオレンジとブラックの縁取りを従えてパンツの上から下まで走っている。
オールホワイトのアウェイユニフォームも戻ってきた。細部のデザインはレッドとピューターのホームセットから引き継いでいる。胸には“BUCCANEERS”のワードマークが再びついているものの、フォントは2014年に初めて導入されたときとは変わっている。袖に陣取るのは海賊船だ。
最後にとっておきを紹介しよう。近年に明かされているユニフォームに共通する特徴として、バッカニアーズも第3のデザインを発表している。チーム史で初めて登場するのは、美しいオールピューターの装いだ。
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