サック数トップと守備選手賞を狙うブロンコスLBミラー
2020年04月08日(水) 10:372010年代のオールディケードチームに満場一致で選ばれたデンバー・ブロンコスのラインバッカー(LB)ボン・ミラーは2020年をビッグなシーズンにしようと狙っている。
ミラーは現地7日(火)、これまで達成したことのない数字を目標にしていると語った。
「俺はサック数でリーグをリードしなきゃならない。サックでリーグをリードすれば、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーもついてくるんじゃないか。サック22回をやらなきゃ。22回以上だ」とミラーはチームの公式サイトに話している。
ミラーがキャリアハイのサックを記録したのは2012年の18.5回だった。31歳のミラーは2019年にサック8回にとどまっている。
スーパーボウルMVPに選ばれ、オールプロのファーストチームに3回、プロボウル選出が8回、さらにオールディケードチームのメンバーとなったミラーは、サック数でトップに立って初の年間守備選手賞を獲得することが自分の名前を偉大な選手たちの中に真に加える道だと考えている。
ブロンコスはこのオフシーズンにプロボウル選出のディフェンシブラインマン(DL)ジャーレル・ケーシー、A.J.ボウイをトレードで獲得した。ケーシーの獲得とLBブラッドリー・チャッブのけがからの回復を合わせ、ミラーは次のように話している。
「俺みたいなやつをエキサイトさせるのは簡単さ。それでも、俺は今季に俺たちが手にしたチームにめちゃくちゃエキサイトしている。ジャーレル・ケーシー。それに、チャッブが戻ってくる。A.J.ボウイもいる。ブライス・キャラハンも(けがから)戻ってくるしね。(LB)A.J.ションソンが2年目をスタートさせることにものすごく興奮している」
2019年に4試合しかプレーしていないチャッブの復帰によって、ブロンコスはダイナミックなエッジラッシングデュオを擁することになる。ミラーとチャッブの両者が16試合に登場した2018年に、ミラーは2012年以来で最多となるサック14.5回を記録した。ミラーは2020年にさらに高い数字を打ち上げ、のどから手が出るほど欲している年間守備選手賞を獲得しようと狙っている。
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