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閉鎖された公園での運動を注意されたQBブレイディ

2020年04月21日(火) 15:24


トム・ブレイディ【AP Foto/Elise Amendola, Archivo】

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディがフロリダ州タンパの公園でオフシーズンのワークアウトに励む姿が現地20日(月)に目撃された。きわめてありふれたことであり、率直に言って21年目のシーズンを迎える選手にとっては必要なことでもある。

唯一の問題は、他の多くの場所と同様、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受けてこの街の公的施設の大部分が閉鎖されていたことだ。この公園も閉鎖されており、スタッフがブレイディに立ち去るよう求めている。

この話は現地20日(月)の夜にタンパ市長のジェイン・カスターとフロリダ州セントピーターズバーグのリック・クリズマン市長が行った『Facebook Live(フェイスブック・ライブ)』の中で、タンパでのウイルス拡散に対抗する動きについての話題で発覚した。

カスター市長は「このお話もしなければ。私はいつも人に“今、私はうわさ話をする人間じゃないから、あなたはこの話を私から聞かなかった”と言うの」とクリズマン市長に語ったと『Tampa Bay Times(タンパベイ・タイムズ)』が伝えている。

「でも、ご存じの通り私たちの公園は閉鎖されているので、たくさんのスタッフたちがパトロールしてコンタクトスポーツなどをする人がいないように見守っていて、市内の公園の一つで運動している人を見つけたの。彼女が近づいていって公園は閉鎖されていると告げたら、それがトム・ブレイディだったのよ」

これに対して「オー、マイゴッドネス」と応じたクリズマン市長。6度のスーパーボウルチャンピオンを見た公園スタッフも同じセリフを口にしたかもしれない。

「ごめんなさい@TomBrady! タンパ・パークス&レクリエーションチームはあなたをさらなる笑顔とともにわれわれのコミュニティー全体で歓迎するのを待ちきれません――それまでは曲線を平らにするため、どうか無事で、できるだけ家にとどまっていてください」

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