2020年NFLドラフト2日目における真の衝撃はフィラデルフィア・イーグルスの指名順でやってきた。

現地24日（金）、イーグルスが2巡目全体53位でオクラホマ大学のクオーターバック（QB）ジェイレン・ハーツを指名したのだ。

イーグルスはカーソン・ウェンツという不動のQBを擁しており、少なくとも2022年までは契約が続く。そのことがハーツの指名をことさら意外なものにさせた。しかし、過去3年のイーグルスはウェンツのけがに悩まされてもいる。

2017年にチームをタイトルまで導いたのはニック・フォールズだった。2019年シーズン開始前に引退を表明したジョシュ・マッコウンはハイスクールのフットボールコーチを務めていたものの、ウェンツのバックアップとして呼び戻されている。マッコウンは40歳にしてプレーオフのワイルドカードでプレーすることを余儀なくされた。

イーグルスにはより良いバックアッププランが必要だ。そして、それを手にしたのだ。

イーグルスはフィラデルフィアに向かうハーツをルーキーとして時おり起用することが可能である一方、信頼できるバックアップとしての存在にも期待している。過去の歴史を参考にするならば、イーグルスが2020年のどこかの時点でハーツを起用することがあるかもしれない。

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