49ersがレッドスキンズTウィリアムスをトレードで獲得
2020年04月26日(日) 02:41トレント・ウィリアムスの願いがようやくかなった。
ウィリアムスの獲得交渉を進めていたミネソタ・バイキングスがトレードではなくタックル(T)をドラフトしてから24時間と経たずして、また、代理人がクライアント自身がトレードを難しくしているとする報道に異議を唱えてから1時間ほどで、幸いにして動きが見られた。
ワシントン・レッドスキンズがレフトタックル(LT)ウィリアムスをサンフランシスコ・49ersにトレードしたのだ。代わりにレッドスキンズは2020年ドラフト5巡目指名権と2021年ドラフト3巡目指名権を得ている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが伝えた。
レッドスキンズはトレードを成立させる直前、2020年ドラフト4巡目にルイジアナ州立大学のTシャアディク・チャールズをドラフトしている。
ウィリアムス問題に関しては今回のトレードでハッピーエンドを迎えたと言えよう。ラポポートによれば、バイキングスはウィリアムスがミネソタでプレーすることを望んでおらず、他の場所へのトレードを希望していることを知ったといい、それを受けて金曜日のドラフト2日目にボイジー州立大学のTエズラ・クリーブランドを獲得するに至ったようだ。
1カ月以上にも及ぶトレード交渉の中で、バイキングスはウィリアムスとの新契約を話し合うに十分真剣だったものの、本人の希望を知って棚上げとなり、結果、バイキングスはドラフトでのタックル指名に動くことになった。
ウィリアムスの代理人であるビンス・テイラーは25日、「クライアントであるトレント・ウィリアムスに代わり、また、ワシントン・レッドスキンズの許可をいただき、レッドスキンズがトレントをトレードする機会を探ってきた。トレードの可能性があるパートナーを特定してからは、あらゆるチームの権利とプロセスを尊重し、レッドスキンズに他チームと直接交渉してもらえるようにした。トレントと私が特定のトレードに反対したという虚偽の報道があった。私は今後も交渉とトレードに関してはレッドスキンズの権利を尊重し、素早い交渉でレッドスキンズの利益となり、トレントの利益となり、その他のチームの利益となるトレードに至ることを願っている」との声明を発表。
この直後にウィリアムスのトレードが成立した。
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