ジェームス・デベリンのキャリアが終わりを迎えた。

ニューイングランド・ペイトリオッツのフルバック（FB）が現地27日（月）に『Instagram（インスタグラム）』で引退を表明し、NFL界を驚かせている。

「去年の俺のキャリアを終わらせたケガという先が見えない問題を抱えて、フットボールのゲームから引退するのが自分と自分の家族にとって一番いいことだと決断した」とデベリンは述べた。

「俺はいつもこのスポーツの中ではチームが個人としての自分よりずっとずっと重要だと信じてきた。そして、その信念は今でも真実で、家にいる俺のチームを何よりも優先しなければならない」

デベリンの2019年シーズンはわずか2試合をこなした時点で首の負傷によって終わってしまった。このことがシーズン後半のニューイングランド・ペイトリオッツのグラウンドゲームにおける苦戦につながったのは間違いない。デベリンは5年間連続でレギュラーシーズン全試合出場を果たした期間を含め、2012年から2019年にわたってNFLで83試合に登場している。

ボールを手に持ったときの武器としての役割は大きくなかったものの、デベリンは自身が所属していた期間を通じて成功していたペイトリオッツオフェンス陣でカギとなる存在だった。クオーターバック（QB）トム・ブレイディを欠く初めてのシーズンに臨むペイトリオッツにとって、デベリンの不在もまた一つ惜しまれる要素となるだろう。

ペイトリオッツはディフェンシブラインマン（DL）キオンタ・デイビスとディフェンシブバック（DB）オビ・メルフォンウーのリリースを発表している。

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