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バッカニアーズHCエリアンス、「グロンクを連れ出したのはトム」

2020年05月08日(金) 11:06

ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディとロブ・グロンコウスキー【AP Photo/Charlie Neibergall】

1シーズンの不在を経てNFLに戻ってくるタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーは、それと同時にクオーターバック(QB)トム・ブレイディの元に戻る。

将来のホール・オブ・フェイマー2人から成るこの素晴らしいタンデムがニューイングランド・ペイトリオッツ以外のチームでプレーするのは、タンパベイ・バッカニアーズが初めてのことだ。

バッカニアーズのヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスの説明によれば、再結成の図を描いてタンパベイに興奮の芽をもたらしたのは、このオフシーズンにバッカニアーズと2年契約を結んだブレイディだったようだ。

『ESPN.com』 のジェンナ・レインによれば、エリアンスは現地7日(木)に『NFL Live(NFLライブ)』で「それは本当にトムだった」と語ったという。

「トムがそれを私に持ち上げた。彼がカムバックを望んでいる可能性すら、私は考えていなったよ。そして、彼の心は固かった。彼は本当にプレーすることを望んでいたんだ。彼はわれわれとプレーしたがっている。だから、ジェイソン・リヒト(ジェネラルマネジャー/GM)がペイトリオッツとの交渉に乗り出した。そこに対話があり、彼はワークアウトしているし、調子は素晴らしく、出たくてうずうずしていた。われわれは練習場に行くのをとても楽しみにしている」

バッカニアーズは先日に終わったドラフトの4巡目指名権と引き換えで、グロンコウスキーと7巡目指名権を獲得した。そして、興奮と豊かな可能性を手にしたのだ。

攻撃寄りの思想を持つエリアンスHCはこれまでにTEのスポットでそれほど生産性を上げてこなかった。しかしながら、昨年は才能あるTEデュオであるキャメロン・ブレイトとO.J.ハワードがキャッチ70回で770レシービングヤードを記録している。グロンコウスキーの加入によってバッカニアーズのこのポジションにはとてつもないデプスと見込みが生じる。もちろん、TB12にとっては最も馴染みあるチームメイトとターゲットが加わることになる。

たとえブレイトとハワードがいても、ブレイディが最初に見るのはグロンコウスキーなのかもしれない。結局のところ、グロンコウスキーを引退から引き戻し、フィールドに連れ戻してタンパに連れてきたのは、ブレイディなのだから。

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