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QBバロウを含む若手3人で行くとベンガルズHCテイラー

2020年05月11日(月) 10:49

シンシナティ・ベンガルズのライアン・フィンリー【AP Photo/Alex Brandon】

23歳のクオーターバック(QB)ジョー・バロウがシンシナティ・ベンガルズの新しい世代を引っ張っていく今、36歳のヘッドコーチ(HC)はQBルームの平均年齢を上げる可能性を検討していない

現状、ベンガルズのQBには2020年ドラフトの全体1位で指名されたバロウと26歳のライアン・フィンリー、23歳のジェイク・ドレガラがいる

「われわれの形は定まっている。われわれは3人の選手を手にし、彼らが多くの練習を行うことを本当に楽しみにしている。われわれは彼らに輝かしい未来があると思っている。今の位置はとても良いという感触だ」とザック・テイラーHCが語ったと『Cincinati Enquirer(シンシナティ・エンクワイアラー)』が伝えている。

ベンガルズが長年先発を務めてきたベテランQBアンディー・ダルトンをこのオフシーズンにリリースしたのは驚きではなかった。とは言え、ベテランを加えることなく進んでいこうとしているのはいささか驚きだ。

結局のところ、数字が経験のなさを物語っている。バロウとフィンリー、ドレガラの3人を合わせてもNFLでの経験は3試合の先発出場にとどまる。このすべてが昨年にフィンリーがベンガルズの先発として記録した数字だ。そして、フィンリーは0勝3敗に終わっている。テイラーはHCとしての初年度を2勝14敗で終えた。

ベンガルズのQBたちが2020年に経験を積んでいくのは間違いない。おそらく、テイラーの勝利数も伸びるはずだ。その一方で生みの苦しみを経験することになるのも、ほぼ間違いないだろう。

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