オフシーズンのバーチャル期間は5月29日まで延長
2020年05月14日(木) 08:54NFLがバーチャルなオフシーズンを継続する。
リーグは現地13日(水)にオフシーズンワークアウトプログラムのバーチャルな形での実施期間を“当日を含めて5月29日まで”延長するとの覚書を全32チームに送付した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがこの覚書を入手している。このアップデートには施設内およびフィールド上での取り組みに代わってバーチャルな交流を可能にするために団体労働協約で定められ、4月13日に修正されたルールの延長も含まれる。
バーチャル期間は当初、5月15日(金)に終了する予定だった。
NFLがこれまで先行きの不透明な状況で運営してきた方法に大きな変化があるわけではなく、本質的に今回の対応によって通常通りのビジネスが続いていくことになる。リーグは柔軟性を保ち、各チームがオフシーズンワークアウトを中断かつ/もしくは再開することを許容(バーチャルでも、クラブ施設が再開した場合はフィールド上でも)しているほか、“選手らがワークアウト参加に向けて準備するための適切な通知”があることを条件に今の時点でバーチャルワークアウトを実施していないフランチャイズがこういったワークアウトを個々のプログラムに加えることを許可している。
リーグの従来のスケジュールをキープするのであれば、全オフシーズンワークアウトプログラムは6月26日(金)までに終了しなくてはならない。また、新型コロナウイルス(COVID-19)への社会的な対応が変化すれば、調整を加える余地はある。
「リーグが医療アドバイザーらの助言に基づいて確立したプロトコルの下、クラブ施設が6月のいずれかの時点で再開した場合、残るオンフィールドプログラムの量は合同委員会との協議によって定められ、できる限り早い日程で各クラブに通知される」と覚書には記されている。
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