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マホームズとの延長交渉は夏に開始とチーフスCEO

2020年05月22日(金) 22:38

カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Morry Gash】

パトリック・マホームズの最初の3シーズンから何かを読み取れるとするなら、彼はこの先のNFLキャリアに少なからぬ傑作選を書き加えることになるということだ。カンザスシティ・チーフスはそれを自分たちの地元で成し遂げてくれるよう、適切な配慮をしている。

現地21日(木)、ダラスのラジオ局『105.3 The Fan(105.3 ザ・ファン)』の『Facebook Live(フェイスブック・ライブ)』イベントに出席したチーフスの会長兼CEOのクラーク・ハントは、2020年にルーキー契約4年目を迎えるマホームズとの契約交渉について最新情報を提供した。スタークオーターバック(QB)のマホームズがフリーエージェント(FA)市場に出ることが可能になるのは2022年夏以降のことだが、チームもマホームズもそうするつもりがないことをハントは示唆した。

「交渉についてはこの夏に開始する」と同局はハントの言葉を伝えている。「しかし、彼とわれわれの間にある共通見解は、彼が生涯カンザスシティ・チーフスの一員でいたいということと、われわれもそのつもりだということだ。彼には全キャリアを通してカンザスシティでプレーしてもらいたい。それを目指して動いていく」

予想された通り、マホームズの5年目のオプションは4月下旬に行使されており、チーフスにとっては一連の手続きを進める時間がさらに増えた。もちろん対象が彼ほどの逸材ともなると、長期契約を取り付けるなら早ければ早いほどいい。

2018年のMVPは昨シーズン、14試合で4,031ヤードを投げ、タッチダウンが26回、インターセプトは5回だった。マホームズはセンセーショナルなパフォーマンスによって第54回スーパーボウルへと進み、チームにロンバルディ・トロフィーをもたらした上、自身もスーパーボウルのMVPに選ばれている。

チームにとってQB1の引き留めがこの先の最優先事項になるのは確実で、彼がカンザスシティに残ることは街にとってもチームにとっても非常に大きな意味を持つ。われわれは彼の次期契約の詳細を待つばかりだが、それは間違いなく歴史的かつ未来のQBたちの指針となるような超大型契約になるはずだ。

【M】