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NFL、第4ダウン15ヤード案から「ビハインド条件」を削除
2020年05月23日(土) 07:48来週、オーナーの投票にかけられるオンサイドキックの代替ルール案に関して、NFLはすでに微調整を加えている。
オンサイドキックの代替案は得点したチームが自陣25ヤードからフォースダウン残り15ヤードの状態でプレーし、ファーストダウン獲得に成功すればポゼッションを維持できるというものだが、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地22日(金)に伝えたところによると、今回のルール変更案に関する表現が改められたといい、選択可能な回数は1試合最大2回であるものの、この作戦を採用するにあたってそのチームがリードを許していなければならないとする条件が除外されている。
この代替案が採用されれば、リードしているチームが“第4ダウン15ヤード”のオプションを生かして対戦相手をさらに引き離すことも可能となる。
ポゼッションを維持しようとするためにチームがビハインドでなければならないとする条件を撤廃することは適切な動きと言える。ヘッドコーチたちにはリスクを冒す自由が与えられるべきであり、オンサイドキックはリードを許すチームに限られていない。その代替案となれば条件をつけるべきではないと言えるからだ。
代替案が採用されたとしても、チームの判断で引き続きオンサイドキックを選択できる。
2020年シーズンに向けたルール変更案の議論と投票は現地5月28日(木)にオンライン会議で実行される予定だ。