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QBミンシューと歩調を合わせるのは自分の仕事とジャガーズOCグルーデン

2020年05月27日(水) 14:56

ジャクソンビル・ジャガーズのガードナー・ミンシュー【AP Photo/Stephen B. Morton】

ワシントン・レッドスキンズの2019年シーズンを5連敗でスタートさせたことが、このチームでのジェイ・グルーデンのヘッドコーチ(HC)在任期間を終わらせた。

5連敗がグルーデンHC解任の決定打だったとはいえ、そこには1巡目指名選手であるクオーターバック(QB)ドウェイン・ハスキンズの成長やその不在に対する懸念もあった。ハスキンズがグルーデンの指揮下で先発することはなかった。同じく苦戦していたジャクソンビル・ジャガーズだが、こちらは6巡目指名のルーキーQBガードナー・ミンシューの腕と口ひげがチームに希望をもたらしている。

今、ジャガーズの攻撃コーディネーター(OC)となったグルーデンはミンシューの成熟に沿って先導していくことが最も重要であることをよく理解している。

チームの記録によれば、グルーデンOCは特にミンシューを取り上げつつジャガーズのQB陣との関係性について問われた際、「かみ合うようになっている」と答えた。

「かみ合わせるのは私の仕事であり、QBのパーソナリティを受け入れて彼にわれわれがプレーごと、試合ごと、週ごとに達成しようとしているものを理解させることが非常に重要になる。私はガードナーのコンペティティブな精神を気に入っている。彼がカレッジにいたときのテープや、彼がプレーすることになった昨年の試合からその輝きが見て取れる。今の課題は彼がわれわれのオフェンスについての全般的な知識をいくらかつけ、私が彼の好むもの、好まないもの、そして何がここから彼を動かしていくかを見つけ出すことだ。わたしはきわめて付き合いやすい人間だし、彼もそういう人間だと私は知っている。だから、われわれの間にはすばらしい関係が築けると思う」

おそらく関係するすべての面々にとって良い兆候として、最後にグルーデンがOCを務めたシーズン――2013年のシンシナティ・ベンガルズ――はQBアンディ・ダルトンがキャリアハイのタッチダウン33回と、これもキャリアハイの4,293ヤードを記録し、ベンガルズは11勝5敗をマークしている。

今、責任はミンシューの肩にかかっている。グルーデンOCはカレッジの頃に見ていたミンシューが、昨シーズンの第1週に先発QBニック・フォールズに代わって出場するチャンスを得た際に最も印象深いパフォーマンスを発揮したと称賛する。フォールズはその後トレードに出され、今のオフェンス陣はまさにミンシューのものであると同時に、グルーデンOCが先の読めない航海をナビゲートしていくべきものなのだ。

「彼は後半のラウンドでドラフトされており、そこから出てNFLでプレーするというのはチャンスを十分に活用したということで、ガードナーはそれをやってのけたわけだ」とグルーデンは言う。

「彼はチャンスが来たならそれを利用すべきだということの輝ける理由だ。彼はそれをやったのであり、自分自身を素晴らしい位置に置いてジャクソンビル・ジャガーズを担い、彼らを未来に向かってリードしている。彼はポケットでできるスキルセットを示し、進歩してポケット外でも何かを起こせることを証明した。彼は正確で、タフであり、間違いなく素晴らしいリーダーだ。彼にはQBに望まれる目に見えない要素が備わっている。今、彼はチームのことを分かるようになり、オフェンスを前よりも少し深く知っている。だから、われわれはすべてをまとめることができるだろう」

2020年にデュバルのために前に進んで行くのがグルーデンOCとガードナーであり、彼らがうまくかみ合うかどうかが2人とジャガーズの今後のシーズンを決定づけるかもしれない。

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