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バッカニアーズとライオンズ、コーチら不在で施設を再開

2020年06月11日(木) 11:04


タンパベイ・バッカニアーズ【AP Photo/Alastair Grant】

数カ月にわたって自宅で仕事をしていたタンパベイ・バッカニアーズとデトロイト・ライオンズの従業員の一部が、現地10日(水)にそれぞれのチーム施設に戻った。リーグが6月にコーチ陣の復帰を許可したのを受け、先週にいくつかのチームが施設のドアを再び開いている。

しかしながら、バッカニアーズとライオンズの他のスタッフたちはまだオフィスに戻っていない。

さらに、選手たちがいつアドベントヘルス・トレーニング・センターに戻れるかのはっきりしたタイムテーブルもないバッカニアーズのアスレチックパフォーマンス責任者、グレゴリー・スキャッグスは、チームの公式ウェブサイトで次のように述べている。

「われわれのプランは医療業界で成功しているものに基づいている。スクリーニングや物理的距離、マスク着用、衛生状態の向上、支援的な考え方といった方策だ。われわれは地域の医療感染症専門家と共に、われわれの従業員およびその家族の健康と安全性を保つことに集中した総合計画を考案している」

同様に、ライオンズもアレン・パークの練習施設を水曜日に限定的なメンバーで再開している。

ライオンズのスタッフ責任者であるケビン・アンダーソンは「これは確実にプレオープンだ」と報道陣に語った。

「この最初のグループ、内部ではグループAと呼んでいる集団の目的は、物理的に自宅では仕事ができない人を対象とするものだ。われわれがチームとしてそうやってきたように、家からでもうまく働くことができるなら、それを推奨している」

「われわれの装備チームやフィールドクルーといった面々は、そのワークフローが単純にチームの建物にいることを要求している。装備スタッフはビルに戻りたくてうずうずしていた。積み下ろし場には備品やナイキのギアのパレットが山積みになっていて、仕分けして開封、殺菌し、ロッカーを整えるためにラベルづけするのに数週間はかかる。そのクルーやフィールドクルーの2つのグループが、まさに物理的に家では仕事のできない例であり、最初のグループがトレーニング施設に戻った真の目的がそれだった」

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