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キャパニックのNFL復帰を支持するとトランプ大統領

2020年06月18日(木) 15:26

サンフランシスコ・49ersのQBコリン・キャパニック【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

アメリカのドナルド・トランプ大統領が現地17日(水)、フリーエージェント(FA)のクオーターバック(QB)コリン・キャパニックにはNFLでプレーする機会が与えられるべきだと述べた。

水曜日にワシントンD.C.で『WJLA』が行ったインタビューの中で、トランプ大統領は「彼がそれに値するなら、そうであるべきだ」と語っている。

「彼にプレーの能力があるならば。彼ははじめは良かったが、結局、選手としては最高の形で終わってはいない。ルーキーイヤーはひどかった。2年目はとても良くやっていたと思う。そして、そこで何かが起こった。だから、彼のプレーは満足のいく状態ではなかった」

「答えとしては、絶対に私は(支持)するだろう。ひざをつくことに関しては、彼がもう一度やるのを見たいものだ。だが、彼は当然ながらプレー可能である必要がある。彼がうまくプレーできないなら、それは非常にアンフェアだと思う」

2016年以来NFLでプレーしていないキャパニックは、サンフランシスコ・49ersでのルーキーシーズンの大部分はプレーしていなかった。キャパニックは2年目の途中からアレックス・スミスの代役を務め、49ersを第47回スーパーボウルまで導いて、もう少しでボルティモア・レイブンズを倒せるところだった。

その後、キャパニックは先発としての初めてのフルシーズンとなった2013年に3,197ヤード、タッチダウン21回に加え、グラウンドで5さらに24ヤード、タッチダウン4回を記録した。キャパニックと49ersはこのシーズンにもう一度スーパーボウル出場を決める間近まで来ていたが、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)タイトル戦でシアトル・シーホークスに23対17で敗れている。

キャパニックは続くオフシーズンに延長契約を結び、ジム・ハーボーの49ersでのラストシーズンになった2014年は16戦に先発して8勝8敗にとどまった。そこから2シーズンはけがとの戦いを強いられている。

キャパニックは2016年シーズンに、国歌演奏中にひざをついて社会の不公正と警察官の暴行に対して穏やかに抗議した。トランプ大統領は2017年の政治集会で、チームオーナーらは試合前の国歌演奏中に立たない選手を解雇すべきだと話している。

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