49ersのWRサミュエルが骨折、12週から16週の離脱へ
2020年06月19日(金) 11:10ワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルはサンフランシスコ・49ersがスーパーボウルを目指す上で最も汎用性の高い武器になっていた。しかし、再び同じ目標に向かって歩みだそうとするチームが開幕を迎える頃、この武器は手元にないだろう。
49ersの有望な2年目WRであるサミュエルは足の骨折の手術を現地18日(木)に受け、12週間から16週間の離脱が見込まれると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。サミュエルは火曜日にテネシー州ナッシュビルでチームメイトたちとスローイングセッションを行っていた際にジョーンズ骨折を起こした。チームも後に、サミュエルが木曜日に左足の手術を受けたことを認めている。
報じられているタイムラインからすれば、サミュエルは開幕から数戦を欠場することになりそうだ。しかしながら、本人は『Twitter(ツイッター)』でより楽観的な見通しを示している。
10 weeks I’m back better than the deebo you seen before 🙏🏾
— UnoCaptain‼️❌ (@19problemz) June 18, 2020
「10週間で俺は皆がこれまで見ていたディーボより良くなって戻ってくる」
それでも、再びこのリーグの王冠をかけた争いを目指す49ersにとっては大きな打撃だ。また、大学時代のキャリアを通じてけがと戦ってきたサミュエルにとっての打撃でもある。サミュエルはデビューシーズンだけでキャッチ57回、802ヤードをマークしてチームにとって欠かせない存在であることを証明した。この数字より高かったのはオールプロのタイトエンド(TE)ジョージ・キトルだけだ。キャッチ平均14.1ヤードはキャッチ15回以上の49ersのレシーバー陣でトップの数字だった。リーグナンバー2の得点を集めたオフェンス陣におけるランゲームへの貢献も同じくらい価値があり、サミュエルはキャリー14回、159ヤード、タッチダウン3回を記録している。
WRエマニュエル・サンダースがニューオーリンズへ向かった今、ケンドリック・ボーン(キャッチ30回、358ヤード)が49ersの次のリターニングワイドアウトになる。また、チームは2020年のドラフト1巡目で指名したブランドン・アイユークや、背中のけがでルーキーシーズンを棒に振った2019年の3巡指名選手であるジャレン・ハードの貢献に期待し、最初の2シーズンでキャッチ38回にとどまっているダンテ・ペティスにも期待をかけるかもしれない。
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