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感染者増加を受けてNFL選手会が合同練習中止を推奨

2020年06月21日(日) 07:56

NFL選手会【NFL】

NFL選手会(NFLPA)は選手らに対し、プライベートでのグループ練習を取りやめるよう助言している。

NFLPA医療部長を務めるトム・メイヤー医師は現地20日(土)に声明を発表し、7月末のトレーニングキャンプ開始まで「合同練習」を中止することを推奨するとつづった。

「特定の州でCOVID-19の感染者が増加していることを考慮し、プライベートワークアウトにおいて選手たちが合同に練習するべきではないとの見解が医学的見解の総意であることをお知らせする。われわれのゴールはすべての選手、およびその家族がこの先数カ月にわたって可能な限り健康でいることだ」

「われわれは来るトレーニングキャンプや新シーズンに向けて、チーム施設における最善の緩和手順に取り組んでおり、われわれとしてはトレーニングキャンプが始まる前に自発的な合同練習を行うことに反対であると忠告することが全選手にとって最善の利益になると考える」

メイヤー医師の忠告が発せられる前には、すでにNFL選手やチーム関係者らが新型コロナウイルスに感染したとの情報がもたらされている。先だってはタンパベイ・バッカニアーズのチーム施設に勤める複数の関係者、ナッシュビルでチームメイトと練習に励んでいたサンフランシスコ・49ersの選手1名が検査で陽性だったことが判明しており、それ以前にはヒューストン・テキサンズとダラス・カウボーイズをはじめ、複数の選手に感染が確認されている。

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