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プレーオフの敗北についてQBジャクソンと意見を異にするハーボーHC

2020年06月23日(火) 11:56

ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/Gail Burton】

ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンは、チームがポストシーズンで敗戦した際、対戦相手であるテネシー・タイタンズを軽く見すぎてきたと考えている。レイブンズのヘッドコーチ(HC)であるジョン・ハーボ―は、敬意を示しながらもその見方を否定した。

ハーボーHCは現地22日(月)、2019年のNFL MVPであるジャクソンが自分の意見を述べることについては問題ないとしつつも、その前提に異論を唱えている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のアディティ・キンカブワラが伝えたところによればハーボーHCは「われわれが彼らを軽く見ていたとは、私は思わない。ただ、われわれのプレーがうまくなかっただけだ」と語ったという。

レイブンズは2019年に12連勝を記録し、14勝2敗でレギュラーシーズンを締めくくった。プレーオフのバイウイークが終わった後、レイブンズはタイタンズの急襲を受け、28対12で敗れている。ジャクソンは前半のほとんどで苦戦し、ターンオーバーが3回、サック4回を喫している。

試合の準備段階に関する見解の違いは選手とコーチという視点の違いを浮き上がらせる。いずれの考えも、振るわなかったパフォーマンスによってスーパーボウル進出の機会が失われたという事実を変えることはない。

ハーボーHCはまた、先週に明るみ出た、ジャクソンがビーチフットボールやジェットスキーに興じるビデオについてのジャクソンとの間の会話について語ろうとはしなかった。

「それは私と彼の間の話だ」とハーボーHCは述べている。

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