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ぜんそくのあるスティーラーズDEヘイワード、パンデミック中のプレーは「スマートに」

2020年07月01日(水) 16:16


ピッツバーグ・スティーラーズのキャメロン・ヘイワード【AP Photo/Gregory Payan】

新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックが続く中でNFLは現状をなんとか切り抜けようとしており、フィールドに戻る際の安全性について重要な話し合いが持たれている。

ピッツバーグ・スティーラーズのディフェンシブエンド(DE)であるキャメロン・ヘイワード――ぜんそく持ちのベテランディフェンダー――は現地30日(火)にプレーへの準備はできているものの、2020年シーズンに参加するかは最終的に安全面について家族としっかり話し合ってからだと明かした。

『NFL NOW(NFLナウ)』に出演した際、ヘイワードは「まぁ今のところそんなことは考えていない」と切り出し、『NFL Network(NFLネットワーク)』のアンドリュー・シチリアーノに次のように語っている。

「今はワークアウトをして準備に集中している。だけど、戻るなら家族ときちんと話し合って、できるだけ安全な方法をとらないといけない。ワクチンがないわけだから。まだまだテストが続いていて、色々なことが軌道に乗らないと安心できない。俺は家族のために正しい判断をする必要がある。自分も家族も危険にさらすわけにはいかないんだ」

NLF選手会(NFLPA)は今週初めにエージェントに対し、既往症とCOVID-19に関連するリスクについて、クライアントに十分な情報を提供するよう指示した。かかりつけの医師やチームドクターと相談することも勧められている。米国疾病管理予防センターによると、ぜんそくにかかっている人はCOVID-19の症状が重症化する恐れがあるとい

スティーラーズのNLF選手会代表としてヘイワードは、NFL史上見たこともない形のトレーニングキャンプに向けて、リーグとNLF選手会の間の最新情報を十分に把握している。パンデミックの状況が続く中、リーグと選手会は新しい情報が出るたびに頻繁に調整をしなければならない。

この流動的な状況は現時点で2020年シーズンの欠場を決意する説得材料にはなっていないと、ヘイワードは話す。この状況でカギとなるのは関連情報を常に共有することだ。

他にプレーしないことを検討している選手がいるかという質問に対して「今の時点ではいない」とハワードは答えている。「俺が知っている限りではみんなフットボールに戻りたいからできるだけ多くの情報を集めようとしているよ。全員でスマートに対応することが肝心だ。ワクチンを打っていないから1日や2日で決められる問題じゃないし、まだ対応を模索しているところだ。すべての選手とその家族が安心して再開に臨めることが大事だ」

ヒューストン・テキサンズのワイドレシーバー(WR)ランドール・コブは、木曜日に予定されている全選手向けの電話会議に“参加して今後の計画を聞いて、キャンプに向けての情報を得るように”と火曜日の夕方に『Twitter(ツイッター)』を通じて仲間の選手に呼びかけている。

このような情報発信は、キャンプ開始までの数日から数週間、そしてそれ以降も継続して行われることだろう。

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