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チーフスとテキサンズのルーキーたちがチーム施設に集結、初日は検査のみ

2020年07月21日(火) 04:34

アローヘッド・スタジアム【Aaron M. Sprecher via AP】

ヒューストン・テキサンズとカンザスシティ・チーフスのルーキーたちが一堂に会する。

とはいえ、通常の初日とは状況がはるかに異なっている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは現地20日(月)、『Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』の中で、開始から2日間は選手がCOVID-19(新型コロナウイルス)の検査を受けることになっていると伝えた。

「初日は文字通り、COVID-19の検査のみ。検査を受けたら帰宅だ。火曜日に再び施設を訪れ、もう一度、COVID-19の検査を受ける。2回とも陰性結果だった場合に限り、次の行程に移り、施設にてフィジカルチェックを受けた後、チームのアクティビティに入る」

健康と安全のプロトコルが適用された中でのワークアウトについてはいまだ問題が残っているが、チーフスとテキサンズの新人たちはCBAに基づき、参加する必要がある。

チーフスのヘッドコーチ(HC)を務めるアンディ・リードはより良いソーシャルディスタンシングの環境を確保するため、アローヘッド・スタジアムで練習に臨むと明かした。

「すべてをスタジアムで実施する予定だ。今回整備してもらったおかげで、うちのチームよりも多くの人がソーシャルディスタンシングを取れる環境になっている。モニターの設置や、他にもすべてを準備してくれた。各メディアルームも用意されている。アローヘッド・スタジアムを半分に区切っているので、片方はディフェンス、もう一方にオフェンスという具合だ」

また、リードは練習復帰におけるプランの基盤となるのは選手たちが定期的に検査を受けられることであると述べ、可能な場合は社会との付き合いから距離を置くことが重要だとも語った。

「選手たちは頻繁に検査を受ける予定だ。そうするのがいいと思っている。それから、コーチも選手も自分たちで(感染しないよう)確実に対応していく責任がある。もちろん、これはコンタクトスポーツだ。それでも、接触のないとき、プレーしていないときは、ソーシャルディスタンシングを保つ。そうやって準備してきた。マスクを着用したり、手を洗ったり、基本的なことから何からすべてやる。それを続けていくつもりだ」

また、ペリセロはこれに先立ち、NFLがプレシーズンゲームを当初の2試合から1試合に減らす案を提示していると報じた。

各チームは伝染病緊急対応計画(IDER)を提出し、NFLおよびデューク大学の感染性疾患の専門家らがそれを承認しているが、チームが施設内に20人を超える選手を入れることが可能になるまでに、選手会もこれを承認する必要があると伝えた。

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