ワシントンのNFLフランチャイズは当面の間、ワシントン・フットボール・チーム、として活動していく。

現地23日（木）にチームが発表した新チーム名は暫定であり、チームは現在もリブランディングの真っ最中だ。

チームは声明の中で「今シーズンの間、“ワシントン・フットボール・チーム”を使うと決断したことにより、選手やOB、ファン、地域コミュニティ、スポンサーのインプットを適切に反映しつつ、徹底的なブランディングプロセスを実行することが可能となります。現在まで、本当に多くの方々がそれぞれのソーシャルメディアチャンネルを通して新たな名称やデザインに対するビジョンを提示してくださっていることをうれしく思っています。皆さまのフィードバックを含めて今回のプロセスを進めていけることを楽しみにしています」と述べた。

また、チームはレッドスキンズに関連したすべてのブランディングをフェデックス・フィールドやレッドスキンズ・パークをはじめとする関連施設から撤廃するプロセスを開始したとも明かしている。

チーム名に加えて、今シーズンは新ユニフォームを着用することも発表された。ホームゲーム仕様のジャージーはレギュラーシーズン第1週のフィラデルフィア・イーグルス戦、アウェーユニフォームは第2週に控えるアリゾナ・カーディナルス戦でデビューする。

これまで使用されてきたワインレッドとゴールドの配色に変更はないものの、選手たちの装いには大きな違いが生まれる。ジャージーの番号上部に付けられていた“Redskins（レッドスキンズ）”の文字は“Washington（ワシントン）”に置き換えられ、ヘルメットに掲示されていた旧レッドスキンズロゴは選手の背番号が金色の文字で描かれるとのこと。

ワシントンは7月13日に、87年にわたって使用してきた“レッドスキンズ”のニックネームとロゴを撤収すると発表。その10日前にはチーム名称の見直しを開始していた。“レッドスキンズ”の使用を取りやめると決断してから10日後、暫定的ではあるがチームは“ワシントン・フットボール・チーム”として生まれ変わった。

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