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出場停止のWRブライアント、2020年復帰は望み薄

2020年07月27日(月) 00:06

オークランド・レイダースのマータビス・ブライアント【AP Photo/John Hefti】

複数のNFLチームがフリーエージェントのワイドレシーバー(WR)マータビス・ブライアントについて伺いを立てていた。しかし、2019年を丸々欠場した元ピッツバーグ・スティーラーズとオークランド・レイダースのブライアントからはいまだ復帰の再申請は出されていないと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、トム・ペリセロが現地25日(土)、報告した。

2018年にレイダースに所属していたブライアントは、以前の出場停止時の条件付き復帰に違反したとして、リーグから無期限の出場停止を言い渡された。ブライアントは復帰について再申請する必要があり、彼自身はプレーを望んでいるものの、さまざまな手続きが必要なことから、彼が2020年にプレーする見込みは薄いとラポポートは付け加えた。

ブライアントは2014年のドラフトでスティーラーズから4巡目指名を受け、最初の2シーズンで32試合中21試合にしか出場していないにもかかわらず、タッチダウンを合わせて14回決めるなど、才能の片りんを輝かせることもあった。その後、2016年シーズンを通しての出場停止処分を科され、もう1年スティーラーズに在籍した後、レイダースにトレードされた。レイダースで2018年に1年間プレーしたのが今のところ彼の最後のシーズンとなっている。

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