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トレードを要請していたRBモスタートが49ersと契約調整に合意

2020年07月28日(火) 11:01


サンフランシスコ・49ersのラヒーム・モスタート【AP Photo/Tony Avelar】

サンフランシスコ・49ersがランニングバック(RB)ラヒーム・モスタートとの間のすべてに決着をつけた。

モスタートがチームとの新契約をまとめたと、モスタートの代理人であるブレット・テスラーが明かしている。

「うまくいって満足しているし、彼がそこでまた素晴らしいシーズンを送るのを楽しみにしている。彼に配慮してくれたオーガナイゼーションに感謝」とテスラーはつづった。

モスタートの契約に新たな年が加わることはなく、サインボーナス25万ドル(約2,600万円)を獲得したほか、昨シーズンにチーム側は支払おうとしたもののあとわずかで逃したラッシングヤードのインセンティブが新たに補われていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。新たなインセンティブが補完されたことによって、モスタートは2020年に500万ドル(約5億3,000万円)以上を手に入れることが可能だという。

契約再構築の話し合いがいったん決裂した後、今月初めにモスタート陣営はトレードを要請していた。

モスタートはチームで最高額が支払われるRBであるテビン・コールマンに並ぶ額を求めていた。コールマンには2020年に455万ドル(約4億8,000万円)が支払われる見込みだ。モスタートは今季分が257万ドル(約2億7,000万円)となる契約を2年残していた。

しかしながら、モスタート陣営によればこの契約はスペシャルチーマーとして結ばれたものだったという。今やチームのトップラッシャーとなったモスタートは、自らが報酬の増加にふさわしいと感じていた。

今回の契約によってモスタートは火曜日に始まる新型コロナウイルス(COVID-19)の検査を受けるため、チームメイトたちの元に合流することになる。

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