現地27日（月）に身体検査をパスできなかったクオーターバック（QB）アレックス・スミスの名はワシントン・フットボール・チームのアクティブ／PUPリストに記載されている。

チームの新ヘッドコーチ（HC）であるロン・リベラはスミスが今季中に戦いの場に戻る能力を否定していない。

リベラは火曜日、恐ろしい足のけがを経て2019年はすべて欠場したスミスの現状について、チームはもっと時間をかけて評価することを望んでいると報道陣に語った。

リベラは「もしそうなれば、彼はわれわれの方程式の一部になる人物だと思う。それが事態の真実だ」と述べたと『Washington Post（ワシントン・ポスト）』が伝えている。

スミスをPUPリストに置いたことで、ワシントンにはこのQBを評価する時間ができた。仮にトレーニングキャンプを開始するメンバーのリストに含まれていなかったとしたら、スミスは1年を棒に振らなければ再びそのリストに加わることができなかった。スミスはどの時点でもアクティブ／PUPリストから外れることができる。

けがを負う前の状態に戻れるだけの身体能力がスミスにあるのかについては疑いのもたれるところだ。

2020年シーズンに向けての仮説としては2年目を迎えるドウェイン・ハスキンズが先発を務め、カイル・アレンがバックアップを務めると見られている。しかしながら、スミスが健康状態に問題のないことを証明したとすれば、この方程式に新たな要素が加わることになる。

スミスがいるかいないかを問わず、トレーニングキャンプではQBバトルがあるだろうとリベラは主張した。

「純粋な競争になりそうだ。われわれにはお互いにプッシュしていく優れた集団があるという事実が気に入っている。最も大きいのは、それぞれがどれだけ成長するかということ。できるだけ試合に近い状況を練習で作っていくつもりだ」

練習に向けた強化期間が延長されているため、その競争が見られるのはもう少し先のことになりそうだ。

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