バッカニアーズTEブレイトが新型コロナからの回復を告白
2020年07月30日(木) 06:53キャメロン・ブレイトが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復したことを告白しつつ、感染拡大を防ぐための戦いを支えるには多くの助けが必要だと訴えた。
タンパベイ・バッカニアーズのタイトエンド(TE)であるブレイトは現地29日(水)、『Instagram(インスタグラム)』のアカウントを通じて血漿(けっしょう)成分献血を呼びかけており、その中で「COVID-19から完全に回復できたことを感謝する」とコメントし、自らが新型コロナウイルスに感染、最終的に回復したことを告白した。
ブレイトが新型コロナウイルスに感染していたことは公になっておらず、インスタグラムへの投稿で初公表された格好だ。NFLPA(選手会)は今オフシーズンに合計107名のNFLプレーヤーが新型コロナウイルス検査で陽性結果だったことを発表しているが、新型コロナウイルスに感染した一部の有名NFL選手は自らの判断でその経験を明かしている。
ブレイトが今回のメッセージを発信したのは新型コロナウイルス感染症から回復した人々の血漿にウイルスの抗体が作られるとされているからだ。回復者の血液は回復血漿と呼ばれ、メイヨ・クリニックによれば、回復血漿の抗体が新型コロナウイルス感染症と戦う能力を高めることに期待して、一部の医師が重篤な症状のある患者の治療に使用しているという。
ブレイトはインスタグラムに動画を投稿し、さらに「COVID-19から完全に回復できたことを感謝する。血漿成分献血が次のステップだ。たくさんの人にもできると思う! OneBlood.orgで詳細を確認して。どうか安全に。#GOBUCS」とのメッセージを添えている。
【C】