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XFLで活躍のRBマット・ジョーンズにNFLチームが関心

2020年07月30日(木) 23:46


マット・ジョーンズ【AP Photo/Mary Schwalm】

XFLで最後にプレーしたランニングバック(RB)マット・ジョーンズがNFL復帰に向けてスタンバイ中だ。

現地30日(木)朝、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは元ワシントン・レッドスキンズとインディアナポリス・コルツのRBがいくつかのチームとコンタクトを取っており、新型コロナウイルスの感染者やオプトアウトする選手が増えた場合にはロースター入りの道が開かれるかもしれないと報じた。

フロリダ大学出身のジョーンズは2015年のドラフトでワシントンのチームに3巡目で指名され、アルフレッド・モリスとコンビを組んでルーキーシーズンに上々の成績を残した。エッジへのスピードに優れていた彼は144回のキャリーで490ヤード、3回のタッチダウンを記録し、レシーブでも19回のキャッチで304ヤード、1回のタッチダウンを追加している。2016年にモリスが去ると、ジョーンズがリード役となり、7試合に先発してキャリー平均は4.6ヤード、99回のキャリーで460ヤードを獲得し、3回のタッチダウンを達成した。ところが第7週に膝を痛めてしまい、デプスチャートでロバート・ケリーに抜かれてしまった。

2017年シーズンを前にカットされ、コルツの一員となったジョーンズは練習生としてしばらく過ごした。コルツではわずか5回のキャリーに終わっている。

2018年はフィラデルフィア・イーグルスと契約したものの、最終ロースター入りできずにリーグを去った。

ジョーンズは今年の春、XFLで復活の兆しを見せていた。セントルイス・バトルホークスのメンバーとして27歳のRBは80回のキャリーで314ラッシングヤードを獲得し、タッチダウン1回、さらに25ヤードのタッチダウンレセプションを決めている。シーズン半ばのオールXFLチームに選ばれていたが、新型コロナウイルスのパンデミックによってリーグが消滅してしまった。

ジョーンズのXFLでのプレーは、故障者、新型コロナウイルスの感染者やオプトアウトが積み重なった場合にどこかの時点で彼にトライアウトのチャンスを与えるかもしれない。少なくとも、彼は再びNFLのレーダーに捉えられるようになった。

【M】